向ヶ丘胃腸・肛門クリニック

便が細い

便の太さは、直腸と肛門の動きによって決まります。 通常、大腸内は直径3~4cmほどありますので、便もそれなりの太さになって排泄されますが、直径1cmほどの細い便が出る場合もあります。細い便が出る要因として、直前に食べた食品や体調など、病気が原因でない場合もありますが、細い便が継続して出る場合には、腫瘍や潰瘍などによる影響が考えられます。

便が細くなる原因

食事量の低下・ダイエット

腸に何かの異常があるわけではなく、十分な太さの便ができるだけの食事を行っていない場合、便は細くなります。加齢による食事量の減少のほか、無理なダイエットで食事制限をしている若い女性も増えてきています。

大腸ポリープ、大腸がん

腸内に腫瘍ができてしまうことで排泄が邪魔をされてしまっている状態です。 この場合、細い便は一時的ではなく、頻繁に続く特徴があります。

IBS(過敏性腸症候群)

腸と脳は密接な関係があると言われています。そのため、何かのストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れスムーズに排便ができなくなってしまうことがあります。

注意したいその他の症状

細い便が出る場合、以下の症状も起こっていませんか?

細い便が長く続く場合には、一度医療機関を受診されることをおすすめします。 当クリニックでは、大腸内視鏡検査の実績豊富な院長による診療を行っておりますので、安心してご相談ください。